IV(静脈内・静脈路)
あいぶい / IV (Intravenous)
IV(あいぶい、Intravenous)とは「静脈内の」を意味する略語で、静脈を経由した薬剤投与や、確保された静脈ライン(静脈路)を指して臨床で広く用いられる。
意味と由来
IVは Intravenous(静脈内)の略で、「静脈を通じて」という投与経路を表す。静脈注射(IV injection)や点滴(IV drip)など、薬剤を静脈内に投与する方法を指す。臨床では確保した静脈ライン自体を「IV」「ルート」と呼ぶこともある。
特徴
静脈内投与は薬剤が直接血流に入るため、効果の発現が速く確実である。緊急時の薬剤投与や、大量の輸液、経口投与できない薬剤の投与に適する。一方で作用が急速なぶん、投与速度や量の管理を誤ると重大な副作用につながる。
静脈路確保のポイント
静脈路(IVルート)は上肢の皮静脈に留置針を挿入して確保することが多い。無菌操作で行い、留置後は刺入部の固定と観察を継続する。血管外漏出や感染、閉塞を防ぐ管理が求められ、投与薬剤の性質に応じて血管を選択する。
看護での活用
IVは輸液・輸血・薬剤投与・採血など多目的に用いられる基本的な経路である。看護では確実な血管確保と維持、投与速度の管理、刺入部トラブルの早期発見を担う。他の投与経路(内服、皮下、筋注など)との違いを理解して使い分ける。
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