CT検査
しーてぃーけんさ / CT Examination
CT検査(しーてぃーけんさ、Computed Tomography)とは、X線を用いて体を輪切り状の断面画像として撮影し、体内の状態を詳細に描出する画像検査である。
概要
CT(コンピュータ断層撮影)は、体の周囲からX線を照射し、その透過データをコンピュータで再構成して断層画像を得る検査である。短時間で広範囲を撮影でき、出血、腫瘍、骨折、臓器の異常などを立体的に評価できる。救急診療でも多用される。
特徴と造影
単純CTに加え、造影剤を静脈内に投与して血管や病変を鮮明に描出する造影CTがある。造影により腫瘍の性状や血管の走行、出血源などがより詳しく分かる。頭部の出血や胸腹部の急性疾患の診断で威力を発揮する。
注意点
X線を用いるため被曝を伴い、妊婦では特に慎重な適応判断が必要である。造影剤ではアレルギー反応や腎機能への影響(造影剤腎症)に注意し、事前に既往や腎機能、喘息の有無を確認する。金属や体動は画像に影響する。
看護の留意点
検査前に造影剤アレルギーや腎機能、絶食の必要性を確認し、患者に検査の流れを説明して不安を軽減する。造影後は水分摂取を促し、遅発性のアレルギー症状にも注意する。撮影中は体動を避けるよう協力を得る。
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